中島 渉さんのUSCPA合格体験記

受験勉強を通して会社を取り巻くルールを全般的に学べました!

中島 渉さん

米国公認会計士を目指したきっかけ

私は、日本企業の米国レコード制作販売子会社で働いていました。業界が変革を迎えるなか、将来に向けた自己研鑽が必要だと考えていましたが、なにをしたらよいのか良いアイデアが浮かばずにいました。

そんななか、親会社が株式上場をしている影響で子会社に監査がはいりました。

数人のオペレーションで会計の専門家がいないなか、Bookkeepingをしていたのは私でした。言われるままに資料を集め、質問に応じているうちに、会計事務所から請求書が届きます。いま考えるとたいした額ではないのだけれど、それでも低予算のアルバムが制作できる程の請求をされて、憤慨したのを覚えています。

同時に監査について興味を持ち、インターネットで調べているうちに、USCPAの存在を知りました。

資格試験で上級にはいるレベルにありながら、仕事を続けての勉強が可能なこと。将来、会計ルールが国際的に統一されるなどの情報を得るうちに、探していた研鑽はこれかもしれない、自分も挑戦してみようという気になりました。

合格までの軌跡

本格的に勉強を始めたのは2006年。1年掛けてDVDで全体を学習し、USCPA試験に必要な会計単位を取って翌年に受験、全科目合格をしたらライセンスに必要な追加の会計・ビジネス単位を取得しようと計画しました。

ところが、2007年に大怪我をしてしまい、1年以上を自宅療養することになりました。この時、グアム大学スタッフの皆さんには、単位試験のスケジュール調整、見舞いのメッセージ等、大変お世話になりました。ベッドでコンピューターを広げて動画配信の授業を受け、単位試験を受ける生活でしたけれども、USCPAの勉強を続けていることが、リハビリのモチベーションになりました。

予定より1年遅れの2008年8月にBECを初受験して不合格。11月受験で合格。

2009年1月にFARを初受験して不合格。5月にFARとREGを受験で、同時合格。

2009年8月のAUD受験で失敗。11月受験で合格して、最終突破となりました。

おすすめの勉強法

自分に合う勉強方法は、自分でみつけてゆくのが大前提です。

講義を受けるなかでメモをとり、復習を通して、理解度がどこまで深まったかを確認します。参考書やフラッシュカード、CD-ROMなど、サブ教材も沢山ありますが、最後に役に立ったのは手作りのメモ帳とBiskのMC正解度を記録したチェック表でした。

学習する範囲が広い。全体像をイメージしながら、MC問題で細かいところを確認する。クロスリファレンスで全体像に戻って照合してゆくのが効果的な勉強だと思います。

FARであればT勘定とI/S、B/S。REGはTax Form。AUDはAudit Standards。勉強をするときは、頭に浮かべるイメージを一定に保つように努めました。

BECはよく捉えられなかったので、”餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?(ダイヤモンド社)”という本を読んで、管理会計についてのイメージをなんとなく掴むようにしました。

主な学習方法と役立った教材

合格に必要な内容は、グアム大学のテキストに凝縮されています。

2009年5月にFARとREGを同時受験したとき、REGに集中してFARに使える時間が限られた私は、FARについてはグアム大学テキストをひと通りおさらいする作戦でゆきました。82点で合格できました。

科目のコンセプトを大学テキストで掴み、Biskテキストで知識を定着させる。それで合格の可能性をぐっと高めることができると確信しています。

基本はMCです。数分の空き時間でも復習が可能であり、反復学習を繰り返すことで、試験に向けてポイントを押さえてゆけます。Biskの解説もなるべく丁寧に読みました。

シミュレーション問題は、解けないときには時間を掛けずに答えをみるようにしました。

コミュニケーションとリサーチは、休み時間に眺める程度に抑えました。問題と答えを並べて、キーとなりそうな単語を蛍光ペンでハイライトします。本番のとき、なんとなく覚えていればと願ってのことで、勉強というほどの取り組みではありません。

不得意分野をなくすべき!試験直前の学習方法

試験1週間前からは、過去に間違えたMC問題に集中しました。

カバーする範囲が広い試験では、不得意分野をすこしでも狭めておくことが合格ラインに届く鍵だと思っています。

練習問題数が多くて直前に何をしたらよいのかパニックになりがちです。

チェック表を作ってMC正解度を記録しておき、マークしておいた問題だけを復習しました。

MCを早く解くのが大切!試験本番のポイント

試験本番は緊張し、また疲れました。

初めての試験は、BECの2.5時間ですら集中力が持たずに撃沈。それ以後は、本番30分前に栄養ドリンクを飲み、途中にトイレ休憩をいれるようにしました。会場に着いたら、トイレの場所は先に確認しておきましょう。

休憩をいれるためにはMC問題をスピード回答する必要があり、その意味でもMC対策は大切でした。得点の大半を占めるMCは読み間違えのないよう確実に解いてゆくべきですが、Biskをマスターすれば、2時間強で3テストレットを終える可能性は高くなるでしょう。

MCステージで時間を稼ぐと、シミュレーション問題に余裕が持てます。また、コミュニケーションの答えのヒントはリサーチタブでみつかることがあり、時間が許せばそういう試みも可能になります。

初めてのFARとREGの試験で、私はスペルチェックをするのを忘れていました。REGは運良く合格しましたが、FARは72点で不合格となり、スペルミスのせいで落とした点がなかったかと考えるときがあります。

皆さんは、そういう悔いが残らないようにしていただければと思います。

これから米国公認会計士を目指す皆様へ

簿記・会計に加えて、監査、法律、経済という、会社を取り巻くルールを全般的に学び、大きく目が開けた気がします。これらの知識なしに勤めていた自分は、文字や言葉の意味がよく分からないまま図書館に通っていたようなものだったのかもしれません。

長い勉強期間には、気分の乗らない瞬間が訪れます。そんなときには、無理をせずペースを落としました。別のことをしながら、それでも休憩中にMC問題に触れるなど、完全に遮断してしまわないよう努めました。いったん断ってしまうと、数週間があっという間に過ぎてしまいます。気持ちが回復するのを待って、またCPA勉強に戻ってゆきました。

範囲の広い資格試験は、気力を強く保つことが大切です。1度不合格を経験すると心が折れてどうしたらよいか分からなくなるかもしれません。そんなときでも、学校と自分を信じて、他の教材に手を染めず、グアム大学とBiskのテキストを掘り下げて勉強する。レベルが高いといっても、質問されるのは基礎問題。答えはテキストのどこかにはいっており、それを身につければ合格の可能性は確実に上がります。

皆さんの全科目合格をお祈りしています。

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