USCPAを目指したきっかけ
以前会計を勉強していたこともあり、得意だった英語と会計の両方を活かせるようになりたいと考えていました。
たまたま友人が監査法人に勤務していたため、USCPAという資格を知り、この資格を活かしたキャリアアップしたいと思いました。
合格までの学習期間、実際の学習時間、具体的な学習方法
合格までの学習期間 | 1週間当たりの平均学習時間 | |
---|---|---|
平日 | 休日 | |
2年間 | 3時間 | 10時間 |
平日も比較的多くの時間を勉強に割り当てることができました。
勉強方法は、まずはWebで講義を見て、その内容の過去問を解くという繰り返しでした。過去問は何度も繰り返したため問題も解答も覚えてしまいました。そのため、解答を当てるというよりは、解答以外の選択肢がなぜ間違っているのかをよく考えながら解くようにしました。
他にはSUPER直前やシミュレーションマトリックスも内容がコンパクトにまとまっていて、総復習として活用できました。しかし、AUDだけは何度も落ちてしまったため、3度目の受験からはWILEYも少しやりました。
各科目の学習法
FAR
1回目の受験で合格しましたが、理解が足りないところも多かったと思います。FARはすべての基本になるから最初に勉強した方がいいと言われましたが、それはその通りだったと思いました。
REG
3回目の受験で受かりました。佐々木先生のビデオを見るたびに新しい発見や勘違いが分かり、頭の中を整理するのが大変でした。特にFARと同じような内容の個所ではどっちがどっちか分からなくなってしまうことが多かったです。
AUD
一番苦労しました。全部で5回受験しましたが、いつ受けても見たことのない問題が多く出題され、合格する感じがまったくありませんでした。この科目だけは、テキストと過去問だけでは厳しいと感じました。
BEC
これも1回目の受験で受かりましたが、75点という本当にぎりぎりの点数でした。試験を終えた後の印象では、80点は取れると思ったのですが。この科目は特に苦手意識もなく、試験勉強も順調にできたと思います。
試験前には講義で復習
どの科目も、直前には必ず佐々木先生の講義を一通りもう一回見ました。先生の講義は重要な個所だけを教えてくれているので、最終的な確認にも最適でした。過去問は特に間違ったところや理解できてなかった問題に印をつけ、最後に全部見直しをしました。
最も苦労した科目はAUD
他の科目はテキストやBISKと似た内容が実際の試験でも出題されましたが、AUDは毎回見たことのない問題が多く出題された気がします。また、暗記していないと解けないような問題も出題されたので(採点対象かどうかは分かりませんが)、そういった問題にあたると不安が一気に膨らんでしまいました。
監査の内容や英文にはまったく苦手意識がなかったのですが、AUDは結果として5回も受験することになりました。
試験会場の印象
すべてグアムで受験しました。グアムは日本人も非常に多く、どこに行っても日本語が通じるので、あまり緊張せずに滞在することができます。
平日受験も週末受験も両方とも経験しましたが、会場はすべて日本人と韓国人だけでした。試験官の英語は非常に聞き取りやすいので、落ち着いて試験に集中できました。
試験後の反省点や、事前にやっておいた方がよい点
グアム出願だったので試験結果はオンラインで確認できず、郵送を待ったのですが、結果が来るまで非常に時間がかかりました。結果を待っている間も勉強を続けられればいいのですが、なかなかモチベーションが上がらず、いつも結果が来てから勉強を再開していました。結果待ちの間も勉強していたら、もう少し早く合格していたかもしれません。
受講してよかった点
通学コースを受講しましたが、同じ目的をもった仲間がいるというのは非常に励みになりました。残念だったのは、受講生同士であまり交流できなかったことです。もっと積極的に話しかければよかったと思います。また、受講生同士が交流を深められるような場があればよかったと思います。
講義自体は内容が非常にコンパクトで、どれも重要項目のため、一言も聞き逃すことができない感じでしたので、集中力が持続できたと思います。授業に出ていると、少し分からないところがあるとすぐについていけなくなってしまったので、WEBサイトの動画で何度も見直しをしました。佐々木先生の授業はいつもインパクトのある例が多かったので、例をあげてくれる個所は非常に覚えやすかったです。
メールや電話で何度もお世話になりましたが、迅速に分かりやすくご対応いただいたので、手続きも迷わず進めていくことができました。
これからUSCPAを目指す方へ
試験を受けてみて、簡単だったと思っても落ちていたり、逆に難しかったのに受かってしまったりすることがあります。受験してから結果発表までの間もモチベーションを維持できるかどうかが重要だと思います。