杉山 陽祐さんのUSCPA合格体験記

教科書を信じて。最新の問題集とAICPAのリリースはマスト!

杉山 陽祐さん

USCPAを目指したきっかけ

大学3年生の就職活動時期に世界を駆け巡る商社マンになろうと思い、商社を中心に就職活動を行っていました。

無事内定をもらって配属を聞いたらなんと経理部でした。私は大学の専攻は文学部だったので経理など全く分からず、経理部がどんなことをする部署なのかさえ想像もできませんでした。これで世界を駆け巡る商社マンになれるのか・・・?

そんな不安な中、私の父が商社の財務部出身だったこともあり、USCPAという資格があると教えられ、自分の理想に近いかもしれないと思い、なんとなく目指すことにしました。

合格までの学習期間、実際の学習時間、具体的な学習方法

学習期間は9年間。1週間当たりの平均学習時間 平日:1.5時間 休日:3時間

学習時間

  • 通勤の往復で1時間(スマホを使用して、受講生ページから過去問演習、AICPAリリース問題演習、)
  • 会社の昼休みに30分(教科書の問題演習、調べ物)
  • 帰宅後眠くなければ可能な限り(教科書を見る、自分の書きこんだメモを中心に復習)
  • 休日は5時半に起きて疲れるまで(オンライン講義、一週間の復習、調べ物)

具体的な学習方法

初期:オンライン講義→過去問の繰り返し

後期:オンライン講義→テキストの問題演習→AICPAリリース問題演習(受講生ページ)
(スマホで演習できて便利、REGは計算問題もありますが暗算で解けるよう練習したので電車の中でも学習できました)

講義の良かった点・改善した方が良いと思う点

佐々木先生のとにかく飽きない、眠くならない講義です。オンラインで1.5倍速視聴できるのもよかったです。USCPA合格に必要な内容は網羅されていると思いました。また教材が常に最新の情報にアップデートされることです。これは非常に大事だと思いました。私は最新の情報を元に学習するという重要性を理解していなかった為、古い過去問題集で演習していた結果、FARは中々合格できませんでした。

教科書の最新情報を元に学習したところすんなり合格できました。
プロアクティブの教材は常に最新の情報になっていますので、教科書を使っている限り心配ありません。

講義中佐々木先生がいきなり大声を張り上げることがあるので、その時はちょっと心臓が止まりそうになるかもしれないと思ったことです(笑)。
大声の後に先生が話した内容はもう忘れられなくなるので、記憶術的には良かったのかもしれません。

また、問題の解説がオンライン化されてからは通勤中にスマホで過去問やAICPAリリース問題を解くことが多かったですが、解説をもう少し厚めにしてほしい問題はありました。

ただ、他の大半の学習者は理解している内容である可能性もあるので、自分のレベルが不足しているとみて、分からないところは調べればよいだけのことですが。

学習に一番時間がかかった科目はFAR

どの科目も大変でしたが、やはり1つあげるとすればFARになると思います。

まず範囲が膨大で、勉強していても先に進めば進む程、前に学習した内容をさっぱり忘れてしまい、何度も同じところを学習しているだけで全く合格できるレベルに達したことを感じることはできませんでした。
FARだけで合格までに8年弱はかかったと思います。

科目別受験してみての感想

FAR

本当に苦労しました。4回受験しました。英文会計入門からスタートしてFARに合格するまで8年弱かかりました。

反省点は、教科書を重視していなかったこと、内容を理解せずにひたすら過去問で問題演習してしまったことです。FARは範囲が膨大です。いくら準備してもしきれないと思います。

合格へのポイントは、教科書をきちんと理解する、AICPAのリリース問題を何度も解く、IFRSを勉強しておく、政府会計を勉強しておく、内容理解なしの問題演習に走らないことだと思いました。

AUD

私には珍しく1回でパスしました。経理部で連結決算を担当していたので、日本の監査法人の先生方が行っていた作業が何の為なのか、監査業務のどの段階なのかなど監査業務の全体像が見えたのでとても興味深く勉強できました。

当時私は本社で海外子会社の経理窓口も行っていた為、現地の監査法人が作成したAudit Reportは良く見ていましたが、文面が本当に学習した内容とそっくりでびっくりしました。

AUDについては佐々木先生の講義を聞きもらさず監査の全体像を頭れておけばよいと思います。

BEC

3回受験しました。私は文学部出身だったので、全てが初めて学習する内容ばかりでした。

ただ佐々木先生の面白い授業のおかげで楽しく学習できました(特に経済学の寿司屋のネタケースの話は忘れられません)。講義は楽しかったですが、合格にはほど遠かったです。

こちらも1回目&2回目の受験時は過去問に固執しすぎて実際は大事な論点(合否に関わる論点)が全然抑えられていませんでした。

2回目の不合格後、過去問の演習は止めて、教科書&AICPAリリース問題を繰り返すことを中心に、Corporate Governanceだけは毎回弱いと判定されていたので、受講生ページにあるWileyの演習、SOX法の原典の読込(特に301、302、404)も追加で行いました。

WCはUSCPA受験生のブログを参考にとりあえず文章のひな型だけ覚えて、WCのテーマとなりそうなことを自分なりに考えてネタを集めていました。MCで言葉の定義を聞かれる問題の中には、WCで使えそうな表現(自分の英語力でも本番で書けそうな表現)もありますので、MC=WC対策と考えて取り組んでいました。
中には15分(WCは3題出題されるので45分費やすのが王道のようです)で何文字タイピングできるかなど時間を測ったりして入念に準備を行う方もいるようですが、そのような受験生と比較するとほぼ準備しているうちに入らない程度の準備でした。ただ、本番の試験では3題中2題はできる限りのことは書きました。

内容が正しく書けているかは分かりませんが、合格したので恐らく何点かはもらえていたのだと思います。

試験自体はテストレットが進むにつれどんどん難しくなっていき、見たこともないような論点の問題が何題も出題されました。
特にIT、経済学はさっぱり分からない問題がいくつも出ました。原価計算の問題は問題文が長く、問題文を読むだけで5分はかかり、計算して答えを出すにはさらに10分はかかると思ったので、敢えて問題文を大して読まずに飛ばしました。

しっかり時間を掛けて取り組めば解けたかもしれませんが、1問に15分も掛ける程時間的余裕のある試験ではありません。そのおかげでWCに40分程度時間を割くことができました。この作戦が良かったのかどうかは分かりませんが、答えを出すまでに5分以上かかりそうな問題は敢えて解かない戦略もありだと思います。

それよりも教科書で学習した論点、AICPAのリリース問題で出てきた論点の問題をきちんと解く方が合格には近くなると思います。

REG

3回受験しました。1回目は準備期間3ヵ月で臨み、70点台が出たので次は合格できるかもしれないと思い、悪い癖で過去問の問題演習に走ってしまいました。

結果、60点台に逆戻り。初心に返り、教科書&AICPAのリリース問題を繰り返し学習した結果、80点台で合格しました。やはり教科書&AICPAのリリース問題の組み合わせが最強です。

試験直前時期の学習方法や、おすすめの学習方法

プロアクティブを信じること

9年もかかっていて偉そうなことは全く言えませんが、自分の反省点を踏まえて申し上げると、もっとプロアクティブの教材を信じてほしいということです。私は学習初期の頃はこの点が完全に抜けていたので、合格まで9年もかかってしまいました。

教科書は試験の概要を掴むだけで合格に必要な基本要素は過去問の演習だと考えている方が多いように思います。

私もそう思っていたので、基本的に講義は早く終わらせて、専ら過去問の演習に何時間も使っておりました。
ところがさっぱり合格しませんでした。私が受験した時は過去問と同じような問題はほとんど出題されず、応用問題が多かったように思います。他校などの他の受験生の合格体験記やUSCPAブログなども大量に読みあさりましたが、その中で気になった点は、過去問演習を10回転以上しているにも関わらず不合格になっている方もいれば、問題演習はほとんど行っていないのにきちんと合格されている方がいたことです。

短期間に合格されている方の傾向として、自分の通っている予備校の教科書をとても大事にし、何度も講義を視聴したり、教科書内に収録されている問題を繰り返し行っているということでした。

私はこれに感銘を受け、もしかしたら問題演習をただひたすら繰り返すよりも手元にある教科書をきちんと理解すれば合格できるのではないかと思い、過去問を繰り返すだけの勉強は止めました。

もう一度最初から佐々木先生の講義を丁寧に聞き、とにかくテキストに載っていることは完璧に理解しようと思い、取り組み始めました。
講義内の佐々木先生の発言内容をディクテーションし、教科書に書き込み、自分のオリジナルテキストとして完成させました。

プロアクティブのテキストは余白が多いので、自分で調べた内容を書き込むことができ、とても便利でした。
試験直前はこの自分のテキストを全部見直すことに集中しました。合格に必要だと言われている1日100問の問題演習は行っておりません。

ただし、教科書内にある問題は何度も解きました。これだけでいきなり点数が10点近くも上がり、合格することができた科目もありました。
過去問を闇雲に解かないということは私にとっては賭けでしたが、結果的には非常によかった戦略だと思いました。
もっと初期のころからこの方法で学習していればよかったと反省しています。

過去問は最新版を使うこと

これはとても重要です。私は2006年にFAR受験用にBISKを購入しましたが、実際に試験を受けたのは2010年でした。

今考えればおかしな話ですが、2010年のテストを受けるのに、2006年のBISKを使って演習していたのです。

それは折角BISKを購入したのだから使わないと損という考えだったからです。これが大きな間違いでした。会計基準が大きく変更されていたのです。いくら一生懸命学習してもルールが変わっていたら元も子もありません。

実はこのルール変更の件は佐々木先生がきちんと講義の中で話をされていました。
プロアクティブの教科書は常に最新の内容で学習できるよう教材がすぐにアップデートされますので、教科書を信じて勉強していれば問題ありません。

佐々木先生も何度か講義内で注意喚起しておりますが、常に最新版で学習することはとても大事です。

※2017年現在は受講生ページから6,000問以上の最新の過去問題(BISK、Wiley)をWEB上で解くことができます。

AICPAのリリース問題を大切にすること

これも非常に重要だと思います。AICPAのリリース問題はAICPAが受験生にこの程度の内容はできてほしいという内容の問題ですので、
試験の傾向を掴むには非常に大切です。問題演習は重要視しなかったと申し上げましたが、AICPAのリリース問題だけは何回も繰り返し演習しました。

今では受講生ページにAICPAのリリース問題も佐々木先生が4年分丁寧に解説しているので取り組みやすいと思います。

試験後の反省点、事前にやっておいた方が良い事

繰り返しになりますが、教科書の内容を徹底的に抑える、最新の情報を元に学習する、AICPAのリリース問題を繰り返し演習することです。

とにかく合格することを目標にするのであれば、上記の演習の中で出てこなかった論点の問題、答えを出すのに時間がかかりすぎると思われる問題は敢えて飛ばし、学習した内容が論点になっている問題を確実に解くことを重要視された方がよいと思います。

試験会場と現地の印象

最初は横浜で受けていましたが、後に御茶ノ水に移りました。試験会場は全く問題ありませんでした。
空調も丁度よかったです。ただし、他の試験の受験生の方も多くいらっしゃる日があるので、早めに到着された方が受付をスムーズに済ますことができると思います。

受付終了後、名前が呼ばれるまでは、ずっとスマホでAICPAのリリース問題演習か、自分のメモが詰まった教科書を見返していることが多かったです。

合格後の活用方法

USCPA試験の為に沢山お金を使ったので、これから少しずつ回収していきたいと思います。いつどのように回収するかは今後検討します。

当校の受験手続きサポートについて

文句のつけようがありません。私はそもそもUSCPAの受験資格を満たすところからスタートしましたが、最初から丁寧に手順を教えて頂き、困ったことはありませんでした。

ほとんどメールでのやり取りでしたが、レスポンスが非常に早く、また的確に私が聞きたいことに対して答えて頂きました。
本当にスムーズでした。USCPAは受験するまでがとても大変で手続きだけで挫折する方もいると聞きますが、確かに学歴審査など時間と手間がかかる手続きが多く、プロアクティブに教えて頂かなかったら試験を受けることすらできなかったかもしれません。

これからUSCPA合格を目指す方へ

何度も申し上げて恐縮ですが、プロアクティブを信じて勉強すれば短期合格もできると思います。

私はそれができずに9年もかかってしまいましたが、皆さんは私と同じ轍を踏まないようできるだけ早く合格されることを祈っています。

最後に

ここまで耐えられたのはプロアクティブの皆様のおかげです。本当にありがとうございました。これからライセンス取得に移りたいと思いますので、今後とも宜しくお願い致します。また、今まで支えてくれた家族に感謝です。

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米国での経験を武器に、USCPA受験の攻略法を伝授。

USCPA試験にチャレンジすると決意された方でなくても、このUSCPA資格について知りたいと思ったなら、是非、当校の短期合格のためのカリキュラムや学習法・教材、そして講師陣について、実際に見て、聞いて、判断していただければと思います。

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