米国公認会計士を目指したきっかけ
経理の仕事をしていましたが、語学力も活かし、キャリアアップをしたいと前から思っていました。
米国公認会計士を取得することで、経理プラス語学力を証明できると思い、受験を決意しました。
また、日本国内に留まらず、海外でも通用する資格であるという点に、大きな魅力を感じました。
勉強時間は1週間7時間、学習期間7カ月
退職を機に、勉強を始めました。時間はあったので、とても恵まれていました。
10月に3科目同時合格、11月に残りの一科目を合格しました。
勉強開始時は、4科目同時受験を予定していたので、DVDを4科目分観ました。混乱しない為にも、一科目ずつ観ました。授業を「理解」することを第一の目標にしました。
4科目のDVDを観終わった後に、過去問を一科目ずつ解き始めました。
過去問一回目は一問一問丁寧に、理解しながら解くことで、2回目以降はスピードアップ出来ました。
「MCQがすべて」
先生の授業の運び方は、とても上手です。試験対策として、重要な分野、そうでもない分野というのが、授業を通じて知ることが出来ました。
また、Simulation, Written Communication対策は全くしなかったのですが、本番ではある程度答えることが出来ました。これは佐々木先生が「MCQがすべて」、と授業中言ってくれていたおかげです。
試験直前期の勉強方法
教材を絞り、その教材をやりたおすことが大切です。私は過去問のMCQの部分は、自分の中では9割完璧にしていったと思います。問題を解く際は、問題の意図を考えるようにしました。
実際に受験してみて
BEC
この科目を最初に受けました。試験時間は短く、時間ギリギリでした。
BEC受験後、全く手応えがありませんでした。「ダメだったかな」という気持ちでグアムを去りましたが、蓋を開けてみれば、81点。
なので、試験後に主観的に試験のことを考えない方がいいと思います。最後まで分かりません!
FAR
4教科の中で唯一時間内に終わりませんでした。Testlet5の7割終えたところで試験時間が終わってしまいました。また、政府会計はほぼすてました。その代り、他の部分を完璧にしました。
REG
出題範囲が広い割には試験時間が短い、という印象です。ただ、法律は理屈なので、理由づけと一緒に理解していくと、暗記が楽でした。
AUD
試験時間が30分ほど余りました。Reportingは混乱しないように、整理しておく必要があります。
これから米国公認会計士を目指す皆様へ
私はsimulationの対策を全くしませんでした。でも、合格出来たのは、基本の部分(イコールMCQで問われる部分)をおさえたからだと思います。Simulationはあくまでも、MCQの応用だと思います。
また、試験中では必ず分からない問題が出てきます。必ず、です。その時、問題を飛ばす判断力がとても大切です。
最後は、自分にどれだけ自信が持てるか、です。その自信を持つために必要なのは、毎日の積み重ねだと思います。
短期間で合格出来たのは、佐々木先生、プロアクティブの皆様、そして支えてくれた家族、友人のおかげです。
ありがとうございました!