USCPAを目指したきっかけ

外資系ITの会社の経理で勤務しています。ずいぶん前の学生時代の頃に会計の勉強をしていましたが、時代とともに会計基準もかわり、また英語力も向上させたいと思ってUSCPAの勉強を始めました。

合格までの学習期間、実際の学習時間、具体的な学習方法を教えてください。

平日は仕事で帰りが遅いか、早く帰っても集中力が低下していることから、朝起きてから出社前に1〜2時間ほど確保するようにしました。休日は、土曜日は休むこともありましたが、そのかわりに日曜日は一日中(8〜10時間)、勉強するようにしました。

講義の良かった点・改善した方が良いと思う点を教えてください。

佐々木先生の講義は面白くてモチベーションを保ちながら勉強を続けることができました。

佐々木先生の過去問解説もテンポがよく、ポイントを得た説明で何度も何度も暗記するまで繰り返し聞きました。実はむかし自分で過去問解説を読みながら問題を解いていましたが、あまりに時間がかかったうえに、一巡したころにはほとんど忘れてしまっていたので、先生の一問一答の解説は学習効率という面でも非常に助けられました。

学習に一番時間がかかった科目はBEC

やはり最後はBECにてこずりました。WCのことも心配になってどうしたものかと悩みました。

でも、佐々木先生のあくまでMC中心にというアドバイスをもとに、MCの精度をあげることにとにかく集中しました。3回目での合格ということもあり、最後のほうには、わからない言葉がでてきたときはネットで検索したりして、知識の定着を図るようにしました。

また濱田先生のWCの雛形フォーマットは暗記しました。コンピューターでまず採点されるということから、定型フォーマットやキーワードには気をつけるようにしました。

科目別受験してみての感想

FAR

MCでは政府会計の分野の出題が多く感じました。SIMULATIONの問題は基本的なことを問われていたように思いました。

REG

やはり税法における基本であるBasisの理解が大事だと思います。1回目の受験ではそこがあやふやだったため、2回目は徹底的にはずさないようにしたところ、なんとか75点ぎりぎりで合格できました。

BEC

コーポレート・ガバナンスではCOSOのFramework関連で見たことがない問題が毎回出題されて最初の2回はweakerでその後、夢にまででてきました。この分野だけはBISKのテキスト部分、Wileyも見てとにかく苦手意識をなくすようにしました。

※受講生ページにてBISK、Wileyの過去問題解説をしております。

AUD

1回目の受験のときにパートナーは何年で交代するかという基本的な問題を迷ってしまい、73点で不合格でした。どうしても本番では見たことがない問題が出題されることから、基本的な問題だけは絶対にはずさないようにして、2回目に合格できました。

試験直前時期の学習方法や、おすすめの学習方法があれば教えてください。

講義と過去問解説、SIMULATION対策講座、SUPER直前どれも繰り返し練習して、短時間でぱっとみただけでとれけるようにしました。試験本番は見たことがない問題もたくさんありましたが、そのときはあわてないことだけを心がけるようにしました。やはりこの試験に度胸は必要です。

佐々木先生がおっしゃるように、臆病になってはいけないと思います。

試験後の反省点、事前にやっておいた方が良い事があれば教えてください。

FARだけは1回で合格できましたが、REG, AUD, BECはいずれも70点代前半での不合格で2・3回目での合格となりました。やはり本番の試験ではどうしても見たことがない問題が出題されることから、基本的な問題は絶対にはずしてはいけないことと、本番で焦ったりしないようなメンタル面が重要になってくると思います。

試験会場と現地の印象を教えてください。

午前中の試験は9時から開始となりますが、8時くらいから受付されますので、早めに会場にいっていつも試験会場に一番乗りするようにしました。

受験手続きサポートについてのご意見をお聞かせください。

受験手続きでわからないことについては事務局のほうに問い合わせをさせていただいたこともございましたが、丁寧にご対応いただいてありがとうございました。

これからUSCPA合格を目指す方や、勉強中の方へのアドバイスをお願いします!

USCPAの試験は範囲が膨大なうえ、短時間で解けるように練習するのに苦労しましたが、あきらめずに努力を続ければ絶対に受かると思います!

最後に

これからもライセンス取得ことなどでご相談させていただければと思いますが、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。