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渡辺 一貴さんのUSCPA合格体験記

USCPAの勉強を通して会計と簿記の面白さに気づく

渡辺 一貴さん

USCPAを目指したきっかけを教えてください。

当初は商学部に在学中で英語も得意だったため、大学で学んだ会計知識と英語力を合わせて何か形にしたいなと思い目指しました。申し込み後は一年以上放置してしまいましたが、就職活動に失敗するのと同時に学習を再開しました。この時は監査法人か経理職に就職することが目標でした。

合格までの学習期間、実際の学習時間、具体的な学習方法を教えてください。

合格までの学習時間:2年半
1週間あたりの学習時間:平日5時間 休日5時間

基本的にはMCをひたすら回転させます。2周くらいして少し半分くらい解けるようになったら、間違えた問題だけを記録したノートなどを作って分からない問題だけを回転させました。そして最後に通して1周してできなかった問題を記録して復習をしました。TBSはMCが終わってから全体を2周して通しで行いました。監査は他の科目と違って問題をやみくもに解くのではなく、講義動画を2倍速で何周か見て流れを意識するようにするといいと思います。また、監査は英文のちょっとした読み間違えで大量失点してしまうことがあったので問題文の「誰が誰に対して」という部分を特に注意して精読しました。こうすることで手応えと実際の点数の乖離が減りました。個人的にTBSはもう少し念入りにすれば良かったなと思っています。というのもTBSを通してMCの理解が深まるだけでなく本試験でショックを受けずに済むと思うからです。特にFARのTBSは練習問題よりも本試験の方が難しいです。

学習に一番時間がかかった科目は何ですか?

FARです。シンプルに覚えなければいけない量が多かったというのと1回落ちてしまったためです。一回落ちてしまった理由は仕分けが苦手だったためです。公会計や理論問題だけではTBSで全く歯がたたなくなってしまうので仕分けをしっかりと理解してから受けることをお勧めします。

各科目の試験の感想を教えてください。

これからUSCPAを目指す方や、勉強中の方へアドバイスをお願いします。

勉強中の方はひたすら頑張ってください! おそらく半分以上の方はなんで始めたんだろうとか、こんなに大変とは思わなかったと思っていると思いますが、勉強が終わってあとから振り返って見ると絶対に必死に勉強していた時は充実していたなと感じるはずです。辛いのは今だけだと思って駆け抜けてしまいましょう。