倉田 健造さんのUSCPA合格体験記

ポイントは英語での理解と、MCを1問でも多く解くこと。

倉田 健造さん

会計知識の習得+海外指向=USCPA

前職にてERPパッケージの導入コンサルタントとして、特に会計周りを担当していましたが、仕事を進めるにつれ、会計に関する知識不足を感じるようになっていきました。

それと同時に、会計に関わる仕事に携わる事により、企業活動の内部までが把握でき、また経営戦略をも立案できる立場にある事の楽しさを知り、兼ねてからの自らの希望であった国際的な仕事に従事したいという思いと、会計知識の習得を同時に実現するため、USCPA取得を決意しました。

留学中に全科目合格!

私は、前職を退社し、アメリカへ3年間留学していました。始めの1年間は語学学校へ、その後1年をかけ、大学で会計学サティフィケートを取得しました。

その間は、大学の課題に追われ、CPAの勉強という勉強はしていなかったのですが、暇を見つけては先生のDVDを見るようにしていました。

そして留学3年目の2007年より本格的に勉強を始め、同年5月に初回受験(BEC)したのですが、74ポイントで不合格という苦い経験をしたため、勉強に本腰を入れ、今年(2008年)の2月に全科目合格を果たしました。

まずはDVD講義を見る。その後問題集を繰り返す。

私は留学をしていたため、DVDでの通信講座だったのですが、とにかくまずは佐々木先生の授業を理解し、また科目ごとの全体像を把握するために3回ほど全科目のDVDを続けて見ました。

一通り科目ごとの全体像を把握した後は、教科書を参考書代わりに使い、BiskもしくはWileyなどの過去問集を時間のある限り繰り返し解く事に専念しました。その際、SimulationやMCにおけるEditor問題を始めは飛ばし、とにかくMCの過去問だけをやり、解法と、解になる根拠を覚えるように努めました。

一問ごとに問題を解いては答えを確認し、分からない問題はすぐに答えを見て、計算問題なら解法を確認した後にもう一度自分で解き直しました。

また、私はほとんどSimulationの勉強をしなかったのですが、出題形式に慣れるために、CPA試験のWebサイトにてサンプル問題を見ておきました。

DVDの講義とテキストが一番の教材。

なんといっても、私には先生の講義DVDと英語のみによる教科書です。

それまで会計や簿記は、日本語で勉強した事があったのですが、何とも記憶に残りづらく非常に難しい分野だと思っていました。しかし、先生の英文会計中級の講義をDVDで勉強すると、あまりの理解のし易さに拍子抜けしたのと同時に、目から鱗が落ちる思いをしました。英文会計での理解のし易さはCPA講義になっても変わらず、先生も講義の中で言っているように「会計や簿記は英語でやらないと駄目」というのを痛感しました。

ポイントは、講義中に何度となく出てくる重要なフレーズやセンテンスを、先生の英語のまま理解する事だと思います。私は留学していた当初から、英語は英語で理解しなければならないと思い、英語で分からない単語やフレーズなどがあった時にも英英辞典で調べ、ノートも全て英語で取るようにしていました。実際にCPAの教科書にも書き込みは全て英語で行っています。そうする事で、問題文にある英語を日本語に訳してから解くという、訳す時間分の無駄がなくなります。

さらに、Communicationの問題においても、先生のフレーズがそのまま使えたり、また普段から英語で考え書く癖がある事により、焦らず落ち着いて問題を読み、答えを書けたりと、非常に効果があります。私の留学中に、同じようにCPAを目指して勉強している日本人の友人がいたのですが、その友人は日本語の教科書や参考書で勉強しているようでした。ある時その参考書(監査)を見せてもらったのですが、あまりの難解さに大変驚きました。

「日本人だから、日本語での理解が一番早い」と思いがちですが、明らかに英語で直接理解する方が早いと思います。

ただでさえ日本語訳と英語に関連がない単語の暗記による勉強(暗記)量の倍加に加え、日本語では表現しにくいニュアンスなどは、日本語で理解するのにかかる時間が英語での何倍になるか分かりません。また英語で理解して説明できるくらいでないと、試験ではもちろんの事、実際にこの資格を活かして仕事をしたい場合にも非常に苦労すると思います。

最後に、私が入学した当初は、通信講座はDVDのみだったのですが、その後e-ラーニングが始まり、常に最新の授業が受けられるようになったので、非常に役立ちました。

マルチプルチョイスの学習方法

具体的な問題集の学習方法についてですが、BISKの一廻り目では、とにかくMCの過去問のみを解き、もちろんあまり解けないので、気にせずに一問ごとに正解を確認して記憶にとどめるようにしました。二廻り目では、同じように過去問だけを一問ごとに問題を解いては正解を確認し、間違えた問題や分からなかった問題についてはイエローマーカーで問題番号にチェックをつけておきました。三廻り目で、イエローのチェックのある問題だけを解き、やはり一問ごとに正解を確認し、再度出来なかった問題に今度はピンクのマーカーでイエローの上から線を引き、オレンジ色になるようにチェックをつけておきました。

そして四廻り目ではオレンジ色のチェックのある問題だけを解きました。ここで解けない理論問題については、問題の本質を未だに理解できず、間違った知識もしくは先入観が頭に残っているため、そのトピックについてもう一度講義DVDを見て、重要な点の復習をしました。Biskの回答を見ても分からない場合は、先生に質問するか、Wileyの回答を見ると良いと思います。

ここで間違える計算問題は、計算方法が未だにうろ覚えであるため、正解を見た後に自分の力で解けるまで繰り返し同じ問題を解きました。そして最後に試験までの間、Editorの問題を含め、MCの全問題をもう一度解き直します。

やはり一問ごとに正解を見るのですが、ここでは、チェックのある問題は繰り返し解いて記憶が定着しているため、間違えにくいのですが、チェックの無い問題について記憶が曖昧であったり、忘れてしまっていたりするため、間違える事があります。

昔読んだ本に、「人間は忘れるために覚える」のだという記述がありました。これは、人間は忘れても繰り返し覚える事により、忘れるまでの期間がだんだん長くなり、最後には忘れずに覚えている状態を作り出せるというものです。なので、ここで間違えても焦らずにイエローでチェックをしておきます。さらにその

も問題集を繰り返すのですが、ここまで繰り返して解いていると、ほとんどの問題が瞬時に正解もしくは解法を思い出せるようになっていますので、以降は色のチェックの入った問題全てと、あとはチェックの無い問題を3問や5問おきなどランダムに解くと効率がよく繰り返しができます。

Simulationの学習方法

SimulationはMCの5廻り目頃から、MCが一通り記憶できてから取りかかりました。

まずMCをほぼ全て解けるようになっている事で、そのトピックについての理解はかなり深まっているので、Simulationでの多角的な出題でも少し考えればある程度正解できる力はついています。

そこで、Simulationの過去問は、MCの一回りに対して1トピックにつき2?3問形式の違う問題を選び、正解を覚えようとはせずになぜ不正解になったかと、そのトピックについての理解度を深めるために教科書を復習しました。出題のされ方や、形式は本番では全く同じ物が出れば運がよいくらいに考え、とにかくそのトピックについてはどのように聞かれても答えられるように理解を深めるよう努めました。

また、過去問も重要ですが、Simulationは出題形式が年々変わる事から、最新の形式に慣れている事も重要だと思います。そのため私はCPA試験のWebサイトにてサンプルの問題を試験前まで定期的にチェックし、新形式や出題の方法などに慣れておきました。

時間がある限りMCを解く時間がある限りMCを解く!

試験の直前期も普段と変わらずにMC主体の勉強をしていましたが、最近の問題傾向をつかむために、最新のAICPAリリース問題を入手して、問題傾向や形式、また出題されるトピックなどについて慣れておきました。

ちなみに、リサーチ問題への対策は、勉強にかける時間対効果があまり高くないと感じたため、何もしませんでした。試験ではたまに過去問と全く同じMC問題が出るので、一問でも多くMCで解ける問題を多くしていた方が得策だと思います。

本番の画面にはサンプルテストで慣れる。

PCの操作などは、前述のWebサイトにあるサンプルテストとほぼ一緒なので、サンプルさえ操作しておけば、本番で焦る事は無いと思います。

また、Simulationの問題では、縦でも横でもどちらでも自分の好みで良いので、画面を二分割し、Communicationタブを解くときに、リサーチで使う検索タブを同時に使用しました。それにより、知らない、分からない問題もある程度は調べながら回答できました。

本番の試験ではタイムマネジメントが超重要!

初めての試験(BEC)の際、難解な問題にかなりの時間を割いてしまい、また全ての問題を見直ししていたため、最後のテストレットで時間が足りなくなってしまいました。

そのため、以降では見直しを含め、一つのテストレットに割り振った時間を超えないように時間配分には十分配慮しました。また同じく初めての受験時、時間を少しでも稼ごうと、一つ目のテストレットが終了した際に、休憩を取らずにそのまま二つ目のテストレットに挑みました。

しかし、緊張したせいか試験中に猛烈にトイレに行きたくなってしまい、そのテストレットは集中できずに思うように解けませんでした。なので、それ以降の試験では、気分転換も兼ねて必ず一つのテストレットが終わる毎に外に散歩に行き、またトイレにも頻繁に行っておくように心がけました。

しっかり勉強しておけば、どの科目もMCは一つのテストレットで平均して30分以内には解けるようになっているので、あまり見直しに時間をかけず、難解な問題もパイロット問題だと割り切って次へ進む事が重要だと思います。

国際的に活躍したい!監査法人のアドバイザリー部門に転職。

兼ねてからの国際的に活躍できる仕事がしたいという希望通り、佐々木先生からの紹介もあり、USCPAでの勉強と英語力を活かした仕事が出来るであろう、Big4のひとつであるあらた監査法人のアドバイザリー部門に転職する事が出来ました。

この部では、今後日本でも必要性が高まるであろう、国際基準や米国基準での財務報告を、欧州での実例を取り入れながら実務レベルで手助けするという、USCPAへの勉強を十分に活かせる部門だと思います。

USCPAはこの仕事に就くことが出来た非常に有効なスキルですが、やはり取っただけで仕事が出来る訳ではないので、試験合格への意気込みを合格後も持ち続け、仕事でも同じようなスタンスで日々学習する事を心がけています。

英語で理解すること

極力英語の教材を使って勉強をする事が、合格への近道だと思います。

しかし、無理に英語で全て理解しようとすると、かえって時間がかかる方もいると思いますので、始めは日本語に訳して理解をしても、それをまた英語で理解するように努め、最終的に英語を読んだら英語で理解できる状態を目指せば良いと思います。

慣れてくると、知らない単語はほとんど出てこなくなりますし、同じような言い回しが多い事に気がつくので、焦らず、根気よく英語で理解するための努力を続けると良いと思います。そうする事で、TOEICの点数も知らずに伸びて、一石二鳥です。

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