どれくらい難しいのか、学習する前に気になりますよね。
よく簿記と比較する方がいらっしゃいますが、USCPAは異なる分野4科目で構成されているため、簿記と比べるのであれば4科目のうちの1つであるFARという1科目です。FARは簿記2級~1級程度の難易度と言われております。同レベルで異なる分野がさらに3科目ございますので簿記とは学習範囲の広さが全く異なります。
試験の仕組みについて
USCPA試験の特徴についてまとめました。
科目ごとに受験が可能です
1科目ごとに受験が可能なので、4つの異なる試験に連続して臨むイメージです。
試験はほぼ毎日開催しており、自分の好きなタイミングで受験できます。
従って今年落ちたからまた来年ということではなく、受験料さえ支払えば何度でもすぐにチャレンジできます。
試験会場は全世界にあります!
日本の会場は、東京と大阪の2か所となります。
米国は各地に受験会場がございますのでお近くの試験会場を探して受験可能です。
出願州で受験をしなければいけないということはなく、ご自宅に近い会場で受験可能です。(日本受験できない出願州も一部あります。)
1科目めが合格した日から1年半以内に残りの3科目も合格する必要があります
科目合格制度となり、合格には有効期限がございます。
科目合格から18ヶ月が過ぎると、その科目の合格は失効となり、再度受験が必要となります。
そのため短期に集中して取り組み出来る環境が重要になります。
合格率はどれくらい?
合格率は全体で4割程、日本人だけで3.5割程となっております。
日本の公認会計士試験の合格率は1割程となりますので、英語が苦でない方にとっては日本の公認会計士と比べると合格しやすい試験と言えそうです。
学習時間も合格まで1000時間が目安とされておりますので、日本の国家資格よりは短期合格を目指せます。
独学で合格は可能なのか
USCPAは米国の試験の為、独学の場合自分に合う教材を手に入れたり最新の内容を学習するのがなかなか難しいのが現状です。
また、受験するまでの手続きが結構ややこしい上に、手続き方法や受験資格等が変更されることが多々あります。
そのためスクールに通った方が最新の教材は揃うし、疑問点も質問できたり、煩わしい手続きについてもサポートしてくれるので
やはり短期合格を目指すのであればケチらずスクールに通うことがベストです。
知識ゼロからでも始められる
プロアクティブはUSCPAの学習に入る前の準備講座で簿記4~2級レベルの学習からスタートできるので会計の知識が全くなくても大丈夫!