よくライセンスは取得する必要があるのかという質問がございますが
結論から申し上げますと、試験合格を目指される段階ではライセンスは必要ございません。
そもそもライセンスとは?
ライセンスとは独立開業する際に必要な営業許可書です。
ライセンス登録をした州で開業や監査業務といった会計士としての独占業務に携わる場合にライセンスが必要となるのです。
USCPAを目指されている方に、”合格後すぐにアメリカで会計事務所を開業します”って方はまずいないでしょう。ほとんどの方は、転職や就職の為や、今いる企業でのキャリアアップのため、または自己啓発のために学習をされています。
転職や就職といったキャリアアップの段階で、ライセンスの有無を問われることはありません!!
全科目合格(もしくは科目合格)していて知識を備えていることをアピールできるということが大事なポイントです。キャリアアップを目指しUSCPAにチャレンジされる方は、まずは早期に試験に合格することを目指しましょう!
ではどんな人がライセンスを必要としているのか
ライセンスを取得するべき人は大きく分けて3パターンあります。
①米国にて会計士として開業したり監査業務といった独占業務を行う方
②会社からライセンスを取るように指示があった方
③名刺に”USCPA”と記載したい方
名刺に記載して肩書を利用したい!と理由が最も多いです。
日本で働いていて業務上ライセンスの取得が必要となるケースは基本的にありません。
まとめ
他の州を合格後でも、ライセンスが必要となった際にワシントン州へ合格実績をトランスファーして追加で要件を満たせばワシントン州のライセンスを取得することができます。
従って合格を目指される段階ではライセンスの取得まで考えなくて良いです。まずは学歴要件の易しい州にて早期に合格を目指しましょう!