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試験制度・試験内容

受験要件や合格基準などの試験制度や試験科目など

The Uniform CPA Examination

USCPA試験制度の概要

AICPA(米国公認会計士協会)によって行われる全米統一の国家試験。
試験自体は全米統一ですが、受験する州によって受験のための要件や手続き窓口が異なっています。

全4科目の試験

科目合格制度で1科目から受験可能

4科目すべてクリアした時点で合格。最初の科目合格から18ヶ月以内に全科目を合格しなければなりません(日数計算は受験日ベース)。18ヶ月経過した科目は合格実績が失効します。

合格基準は75点

加点方式で採点されます

各科目75点以上取得すれば合格です。最高得点は99点、合格率は各科目とも概ね40%台後半です。落とすための試験ではなく一定の能力に達成した受験生は全員合格できる試験と考えられます。

試験センターのパソコンで受験

皆で一斉に受ける試験ではありません

CPA試験では2004年からCBT(コンピュータ・ベースド・テスティング)を採用。出題から採点までコンピュータが行います。
ITや語学系の試験でも多く取り入れられています。

出題内容が同じではない!

出題はランダムですが難易度は同じです

データベースに蓄積されている膨大な数の問題群の中から、コンピューターが抽出した問題が出題されます。受験者数、受験時期、問題の難易度のばらつきによる不公平が極力生じないように調整されています。

科目名出題内容試験時間
FAR Financial Accounitng and Reporting 企業・政府・非営利法人の会計(IFRS を含む) 4.0h
AUD Auditing and Attestation 監査、証明業務、職業倫理 4.0h
REG Regulation 税法、商法、企業体 4.0h
BEC Business Environment and Concepts 経済学、財務管理、IT、管理会計、コーポレートガバナンス 4.0h

出題形式は Multiple Choice と Task-Based Simulation の2タイプ。

試験問題は Multiple Choice(4 択問題)と Task-Based Simulation(TBS)と呼ばれる総合問題で構成されています。
また、BECのみTask-Based Simulation(TBS)の中にWritten Communication と呼ばれる記述式問題が出題されます。

問題は「Testlet」ごとに出題されます。

問題はTestletと呼ばれる問題群のパッケージごとに出題されます。受験生は同一Testletの中であれば、前後の問題を行き来することができます。しかし、次のTestletに進んだ場合は、前のTestletに戻ることはできません。また、以下の図の様に順番に問題を解き進めていかなくてはなりません。

Testlet 1
Multiple Choice
Testlet 2
Multiple Choice
Testlet 3
Task-Based Simulation
Testlet 4
Task-Based Simulation
Testlet 5
Task-Based Simulation
Optional Break
Optional Break
Standardized Break
Optional Break

難易度が変化します

成績によって次のTestletの難易度が変わります

難易度は「通常」と「難しい」の2レベル。正答率が高いと次のTestletが「難しい」レベルから出題されます。この場合1問あたりの配点が高くなると言われています。難しい問題を多く正解することが高得点につながります。

Testletの間では休憩ができます

できればTestlet3の後に休憩を

Testlet3とTestlet4の間に15分の休憩(Standardized Break)を取ることができます。この休憩は試験時間に含まれません。その他のTestlet間も自由に休憩を取れますが、試験時間内での休憩になるので注意が必要です。

Testlet 1Testlet 2Testlet 3Testlet 4Testlet 5
Multiple Choice(配点 50%)Task-Based Simulation(配点 50%)
FAR 33問 33問 2問 4問 3問
AUD 36問 36問 2問 4問 3問
REG 38問 38問 2問 4問 3問
BEC 31問 31問 2問 3問 3問

※ BECのTestlet5では Written Communicationが出題されます(配点 15%)。

東京・大阪および全米で試験が開催

試験はプロメトリックテストセンターにて行われます。
テストの日程の予約はオンラインで、ホテル予約のような手順で希望の場所・日程で予約を行います。

出願から受験までの流れ

各州の指定の方法で出願手続を行うと、NTSと呼ばれる受験票が発行されます。
NTSに記載されているExam Section IDを使用してテストセンターの予約をしましょう。

予約の手続きはオンラインで行います。Webサイトでホテル予約をするようなイメージです。

出願手続き
NTS(受験票)受け取り
テストセンターの予約(日時・科目を選択)

年に各科目最大4回受験可能

フレキシブルな受験スケジュール

1年を3ヶ月ごとに4つの期に分け(Window と呼ぶ)、各期の最初の最初の2ヶ月と3ヶ月目の1〜10日に受験が可能です。土日も含めほぼ毎日受験できますので、忙しい社会人もチャレンジしやすい試験です。

試験の予約はオンラインで

受験可能な日と場所を選んで受験します

試験は、国内では東京と大阪※1、その他全米各地のプロメトリックテストセンターで受験します。NTS(受験票)に記載のExam Section IDを使用して予約します。尚、IDの有効期限は6ヶ月のため受験票発行後6ヶ月以内に受験する必要があります。※2

試験結果もオンラインで確認

NASBA(受験機関)のサイトで発表

発表のスケジュールは試験科目や受験した日によって異なります。詳しいスケジュールについてはお問い合わせくださいませ。

学歴要件があります

出願する州によって要件は異なります

試験は全米統一ですが、受験するための条件は州によって異なります。条件の難しい州もあれば易しい州もあるため、多くの日本人受験生は学歴要件が易しい州を選んで出願しています。
出願する州と受験する場所は関係ありません。
学歴要件に関する詳細を見る

  • ※1 出願州によっては日本の試験会場が選択不可の場合があります。
  • ※2 出願州によって受験票記載のIDの有効期限は6ヶ月とは異なる場合があります。