出願先と学歴要件

出願州の選択と学歴要件はUSCPAの検討における最重要ポイントです。

USCPAの学歴要件とは?

USCPA試験の申込窓口は全米50州と準州に分かれており、州によって受験資格(学歴要件)が異なっています。
しかし、試験は全米統一で行われ合格の評価はどの州でも同じです。

主な学歴要件は「学位」と「単位」

多くの州では、学歴要件として大学の学位に加え「会計学」や「ビジネスに関する科目」の単位を必要としています。

「会計学」には、財務会計や監査、税法、管理会計、原価計算などが含まれます。「ビジネスに関する科目」には、経済学や商法、経営学など、経済学部や経営学部で履修する多くの科目が含まれます。

どんな州を選ぶべき?

ずばり「学歴要件の易しい州」がオススメです。

試験に全科目合格することが資格取得と同等の価値があり、就職や転職といったキャリアアップに役立てることができます。まずは早く試験に合格することを目標としましょう。
試験合格後、希望があれば会計士としてライセンス登録まで行うことも可能です。

※別途、各州の定める実務要件、学歴要件、居住条件(州による)を満たす必要があります。

また、現時点で学歴要件を満たしていない場合もご安心ください。当校受講生の方は「グアム大学の単位取得プログラム」を利用して、会計学やビジネス関連科目の単位を取得して学歴要件を満たすことができます。

出願州と学歴要件のまとめ

  1. 州によって学歴要件が異なる 多くの受験生は学歴要件の易しい州を選択します。
  2. 試験は全米統一 試験や合格基準は全米統一です。出願州によって有利・不利になることはありません。
  3. 出願州と受験する場所は無関係 出願州と受験地の関連はなく、実際の試験は全米各地および日本(東京・大阪)のテストセンターで受験ができます(出願州によっては日本の試験会場を選択できない場合もあります)。

全て日本受験が可能

重視ポイント別オススメ出願州

USCPA試験にチャレンジされる方のバックグラウンドは多種多様。必ずしもビジネス系の学部を卒業された方ばかりではありません。
出願先を選択する際のポイントごとにおすすめ出願州をご案内します。

学歴要件が易しい

ライセンスが取得しやすい

実務経験なしでサティフィケート取得可能

四年制大学の学位が不要な州

大学在学中の方向け

ニューヨーク州の学歴要件

学歴要件が易しい州です。

総合単位120単位
会計学必須4科目(Upperの財務会計、管理会計、税法、Upperの監査)
ポイント
  • 総合120単位と必須4科目の会計学(Upperの財務会計、管理会計、税法、Upperの監査)を取得すれば出願ができます。  
  • 会計単位を全くお持ちでない方は当校で会計学12単位を取得すれば出願可能です。
  • 最少単位で短期合格を狙いたい方にお勧めの出願州です。
  • 大学在学中の方も総合単位120単位があれば受験が可能です。
備考
  • ライセンス申請時には、米国に居住し、会計33単位、ビジネス36単位が必要(ライセンス登録を希望される方はワシントン州に合格実績を移転しての登録が容易です)。

アラスカ州の学歴要件

学歴要件が易しい州です。

大学の学位必要
会計学15単位
ポイント
  • 必須科目要件がありません。
  • 当校で単位を取得される場合、最初に学するFAR(財務会計)のみの学習で、効率的に単位を取得することが可能です。
  • 大学卒業まで残り18単位以内の場合、在学中の受験も可能です。
備考
  • ライセンス申請時には監査実務経験が必要です(監査実務経験をお持ちでない場合、ワシントン州に合格実績を移転してのライセンス取得が容易です)。

ワシントン州の学歴要件

ライセンス取得がしやすい州です。

大学の学位必要
総合単位150単位
会計学24単位
(うち15単位はUpper Divisionの単位)
ビジネス関連科目24単位
ポイント
  • IT関連と統計学関連の単位がそれぞれ6単位までビジネス関連科目として認められます。
  • 会計24単位を超過する会計単位の振替はできません。
備考
  • ライセンス取得のための要件が易しく、他州合格者もワシントン州のライセンスを取得できます。
  • ライセンス取得時の居住条件が無く、幅広い実務経験が認められます(監査業務は必須でない)。
  • 1年間で2,000時間の実務経験でライセンスの申請ができます。
  • 他州合格者も後から単位を追加取得し学歴要件を満たせばライセンス申請ができます。

グアムの学歴要件

ライセンス取得がしやすい州です。実務経験がない方もサティフィケートの取得ができます。

大学の学位必要
総合単位120単位
会計学24単位
(Upper Divisionのみ。財務会計、監査、税法、管理会計をそれぞれ3単位以上ずつ含む必要があります。)
ビジネス関連科目24単位
(経済学6単位、ファイナンス3単位、商法3単位をそれぞれ3単位以上ずつ含む必要があります。)
ポイント
  • 簿記や初歩会計学など、英語表記でPrinciplesやIntroductoryとつく名称の科目は会計単位として認められません。
  • 総合単位が120単位あれば3年制大学(豪州や英国)や短大、専門学校卒の方でも出願可能
備考
  • ライセンス取得時の居住条件が無く、幅広い実務経験が認められます(監査業務は必須でない)。
  • 総合単位が150単位未満の方は2年以上・4,000時間以上、総合単位が150単位以上の方は1年以上・2,000時間以上の実務経験でライセンスの申請ができます。
  • 実務経験がない方もサティフィケート取得が可能。サティフィケート保持者はUSCPA(Inactive)という名称を使う必要があります。

ヴァーモント州の学歴要件

大学在学中の方も出願できます。

総合単位120単位
会計学会計学とビジネス関連科目の合計が30単位
必須科目財務会計および/または管理会計6単位(Elementaryレベルは不可、Upper単位のみ)、監査、米国税法、米国商法を各3単位ずつ含めること
ポイント
  • 簿記の単位は会計やビジネス関連単位とカウントすることができません。
  • 総合120単位があれば大学在学中の方も受験できます。

モンタナ州の学歴要件

学位や総合単位要件が無いため、大学1-2年次在学中の方、高校・専門学校卒の方も受験ができます。

会計学24単位
(Upperの単位のみ、財務会計、監査、税法、管理会計を含むこと)
ビジネス関連科目24単位
備考
  • ライセンス取得時の居住条件が無く、幅広い実務経験が認められます(監査業務は必須でない)。