
ファイナンスに関する仕事がしたい! ...
手に職を得てファイナンス関連の仕事をしたかったので、公認会計士の資格を取ろうと思いました。しかし、当時は経理の経験がなかったので、まず簿記2級を取りながら経理部での経験を積むことにしました。
本格的に会計士の資格に挑戦しようと思っていた頃に、夫の留学の話が持ち上がったので、その後のキャリアのことを考えて米国の公認会計士を取得しようと思い、学校に通い始めました。
勉強を始めて一通り単位を取り揃えたところで、夫の留学のため1年半ほど勉強を中断しました。その間USCPAの勉強は全くしなかったのですが、英語の勉強に日々追われたので、今思えばこのときの経験がその後の勉強にとても役に立ったと思っています。
帰国後、派遣社員として働きながら勉強を再開し、8ヶ月勉強をしてFARとBECを受験しましたが、どちらも不合格でした。
帰国した頃は、経験を積みながら合格して正社員として転職しようと思っていましたが、勉強する中で、監査の授業がとても面白く、特に佐々木先生の経験に基づいた話はとても興味深いものだったので、次第に監査法人に興味を持ち始めました。
しかし、「監査法人に行くなら、科目合格ではなく全科目合格してからがいい」と先生がおっしゃっていたので、1日も早く全科目合格して監査法人を目指そうと思い、仕事を辞めて受験勉強に専念することにしました。勉強に専念していた頃に、先生がUSCPAの需要を考えるとこれから1年ぐらいの間に合格した方が良い、ということをおっしゃっていたので、なんとしてもその波に乗らなくてはと思い、2006年11月末に4科目を受験することにしました。
そのため、仕事を辞めた後は、毎日朝から晩までひたすら授業のDVDを見て問題を解くという生活を続けました。その結果、12月に前回不合格だったFARとBECに合格しました。
勉強は間隔を空けてしまうとせっかく覚えたことをすぐに忘れてしまうので、2007年2月末に残りのAUDとREGを受験することにして、2ヶ月間自分ができなかった所を重点的に、ひたすら問題を繰り返し解く生活を続け、3月にAUDとREGも合格することができました。
査法人は基本的に会計士の資格が必要条件なので、「USCPA全科目合格」は、監査法人に行きたかった私にはとても重要なものでした。
また、先生が以前おっしゃっていた通り、ちょうど監査法人が人手不足な時期であったこと、世の中のグローバル化などにより、以前よりもUSCPAの需要が増えていた時期でもあり、とても良いタイミングで合格し、就職活動に臨めたと思っています。
私の勉強の基本は、まず授業のDVDを見て問題を解くということを何回か繰り返し、あとはひたすらBisk(過去問題集)を時間を計りながら何回も繰り返し解く、というものです。
特にREGやAUDのような暗記することが多い科目については、問題を解いているときに、テキストのどの辺りのことについての問題かが思い出せるということを一つの目安として、それが出来ないときにはDVDをもう一度見て、テキストをじっくり読み返すようにしていました。
本番ではMCは1問を1分半で解かなくてはいけませんが、家では1問を1分ちょっとのペースで解くようにしていました。それでも、やはり本番では時間が足りなくなるほどですので、ケアレスミスをせず出来る限り問題を早く解く練習はやっておいたほうが良いと思います。
FARはほとんどMC問題を中心に解きました。学校のテキストにない問題については、重点解説を読んで理解していました。Simulationに関しては、Simulation Matrixの問題をやっただけです。また、何度も間違える問題はノートに書いて、テストの前に読み返しました。
BECは初めの頃、FinanceなどのトピックについてはMBAシリーズの本を読んだりしていましたが、後半はテキストとBiskだけ使用しました。一番何をやったらいいのか戸惑う科目ではないかと思いますが、どの分野も学校のテキストとBiskをたくさん繰り返せば十分だと思いました。
AUDは流れを掴むのが重要だと思ったので、他の科目よりもDVDを多く見ました。あとはBiskを解いて間違えた問題のKeyとなるポイントは、テキストに書き込んでいきました。
また、AccountごとにSubstantive TestでやることをKey Wordである「CORVAIR」とAssertionに沿って、箇条書きにしたノートを作りました。
これはCommunication問題対策だけでなく一番重要なMC対策として良かったと思っています。
また1回目の受験で不合格だったとき、「Internal Controlの理解度が低い」との結果だったので、MCの問題や回答などを読んで、重要だと思うポイントを自分なりの言葉でまとめるようにしていました。
REGに関しては、Lawは暗記することばかりなので、MCを多く解くことに限ると思います。TaxのFormについては、残念ながらBiskにはForm1040の問題しかなかったので、他のForm1120などはFormを横において、問題を解くときにその項目をどの行に入力するのか、ということを確認しながら解くようにしていました。
どの科目も最終的にはBiskを最低でも7,8回は繰り返し解きました。
私は大半の勉強期間を無職という状態で過ごしていたので、授業のために学校に行くことはとても良い気分転換でしたし、何より大半の受講生の方は仕事をしながら勉強されているので、そういう方と一緒に授業を受けることは、大きな刺激となりました。
使用したのは学校のテキストとBiskです。それらに加えて、日本語の参考書、MBA用のファイナンスの本を読みました。
しかし日本語の本ばかり読んでいると、実際の本番でEssayを書くときなどに、英語ではなく日本語を思い出してしまったりするので、日本語で理解した後は、必ずテキストやノートに自分なりの英語でまとめるようにしていました。
基本は授業とテキストで、問題集はBiskだけで十分だと思います。問題集はBiskに絞り、何度も繰り返しました。
私は3回ともHawaiiで受験しました。ホテルはワイキキパークホテルが2回、アラモアナホテルが1回です。
試験会場へは、どちらのホテルからも行きはタクシーを使い、帰りはバスを利用していました。アラモアナホテルは隣がショッピングセンターなので、食事の買出しが便利でした。空港とホテルの往復はバスが安くて便利です。Hawaiiは夜日本を出発して朝に着くので、どうしても到着した日の昼ぐらいに眠くなってしまいますので、ついた日は受験せず、テキストやノートを読み返す日にあてていました。試験会場はオフィス街にあります。毎回上着を着て受験しましたが、とても寒かったということは一度もありませんでした。
また会場の部屋のすぐ目の前がお手洗いなので、1秒という時間さえ貴重な試験には重要なポイントだと思いました。佐々木先生のブログにあるように、MCは正答率が良ければ難易度が上がるようなので、合格したときの試験は、どの科目もすごく難しく絶対に落ちたと思っていました。
今思えば、それだけMCの正答率が良かったから難しい問題が多く出題されていたのだと思います。
よく合格した方が、
「勉強すれば必ず受かる試験である」
といいますが、本当にその通りだと思います。
簡単に合格できるわけではありませんが、とにかく無駄なことはせず、授業、テキスト、Biskを何度も繰り返し、必要なことを覚えれば、必ず合格できます。時々グアム大はテキストが英語だからと敬遠する人がいるようですが、試験は英語です。英語で覚えないと意味がありません。グアム大のテキストは英語で分かりやすくまとまっていますし、先生が英単語を交えながらわかりやすく解説してくれるので、一番要領よく勉強できると思いました。
30歳を過ぎてからの女性の転職は大変だといいますが、すべてがそうではないと思いますし、私にとってそれを解決できたのが米国公認会計士の資格です。私のように、派遣社員で将来に不安があるという理由でキャリアアップしたいと思っている人には、ぜひ挑戦してもらいたいと思います。
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