BATIC講座の受講生にインタビューしました。
BATIC講座の受講生の中には様々な方がいます。ここでは、プロの仕事をされている方をフィーチャーして、キャリア形成の中で心がけてきたことなどについて、情報提供して頂きます。
常に先を見た知識の獲得と、仕事を通じた人脈形成がチャンスの源泉だ!

株式会社EMIミュージック・ジャパン
事業開発グループ 本部長
溝口 浩司さん (43歳)
若いときに知ったグローバル会計知識の重要性
最初に仕事をしたのは日本のタイヤメーカーでした。北米担当だった私は、当時急速に進んでいた世界的な業界再編の中で、M&Aを専門とする部署が立ち上がり活躍していく様子を見ながら、「これからビジネスコントロールをする側に立っていくためには会計知識は必須だ」と感じ、当時は会計とは直接関係のないポジションにおりましたが、個人的に英文会計による決算書について勉強を進めていました。
人生の転機と自分の強みへの集中。
その後日本の大手旅行会社に転職し、新規事業開発や社内ベンチャーなどの立ち上げを行いましたが、日本の大手特有のスピードの遅さに食傷ぎみとなり、「こんなところでくすぶっていては人生が終わってしまう」と感じました。
そこで、自分の強みや弱み、本当にやりたいことなどをじっくり考えた上で、「人生は一回だし、どうせやるなら大好きだった音楽を仕事にしよう」と、音楽ビジネスの世界に身を投じたのが30代中盤のころです。英語のコミュニケーションに不自由しないようトレーニングをしてきたことや会計知識も身につけていたことで、音楽業界の中でも早くからビジネスコントロール側の立場で仕事をしていけるようになりました。
私の中には、常に左のような思考の軸があり、強い思いベースとして、これを具体化するための計画化、そして行動を繰り返してきました。
結果的にこのような思考軸を持っていたことが、強い思いを具体化していく際のよりどころとなっていた気がします。
ビジネスは人脈。人脈を支えるのは自らを磨き続ける日々の努力。
そしてITビジネスがコンテンツビジネスと融合していく中で、ソフトバンク、AOL、MTVなどの有力企業でビジネスコントロール側の仕事に没頭し、仕事を通じて大好きだったギタリストのCharさんやロックのカリスマ矢沢永吉さんなどとも出会い、時代を切り開いてきたカリスマたちにエネルギーをもらいながらより高い目標を自らに課して仕事を進めてきました。
彼らや、業界内での人脈が今でも自分のビジネスの最大の財産だと考えていますし、人脈を大事にしながら自らに高い目標を課してそれを達成してきたことが彼らの信頼を得られた源泉だと思っています。
そして、特に最近、ビジネスチャンスや、有力人脈との出会いには不思議な縁のようなものがあるのではないかと感じています。
これも常に準備を重ねてきたことをベースにした縁なのだろうと思うのですが、それだけに「この縁を大事にしてがんばらなくては」と思うのです。
最新のグローバル会計を学んでより緻密なビジネスを!
再び会計を学ぼうと思ったのは40歳を過ぎてからです。これはビジネススピードがグローバルに加速する中で、より緻密にビジネスを組み立てるためには、最新のグローバル会計を英語で学んでおく必要があると感じたからです。
今回新たに事業開発グループ 本部長としてビジネスコントロールをするEMIもIFRS(国際財務報告基準)ベースで会計処理が行われており、英国本社とのやりとりもあります。BATICで学んだグローバル会計の知識が役立つと思っています。
ITとの融合によってますますスピードアップする音楽コンテンツビジネスの中では、今後もM&Aを含むスピード経営が加速していくと思われますが、
ここまでに積み上げてきた人脈と、ビジネス経験に最新の会計知識をプラスしてさらに活躍していきたいと思います。
これから会計やビジネスを学ばれる方も、「準備をすればチャンスは来る」と思ってがんばってください。
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